内閣府より 『障害者差別解消法』が平成28年4月よりスタート
━ 難聴ということとは? ━
次の写真の男性を見て、何か違いがわかりますか?
彼は「難聴者」と呼ばれています。
次の写真の女性を見て、何か違いがわかりますか?
彼女は「難視者」とは呼ばれていません。
低下した能力を補助するモノであるのに
メガネにはない、補聴器への偏見がいまだ存在します。
見えにくい・聴こえにくい方への 配慮はありますが。。。 |
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「聴こえにくいこと」への対応は 非常におくれています。 |
平成28年4月1日より
内閣府から
『障害者差別解消法』が施行されております。
内閣府 HP:http://www8.cao.go.jp/
障害を理由として、正当な理由なく、サービスの提供を拒否したり、制限したり、条件を付けたりするような行為をいいます。 また、障害のある方から何らかの配慮を求める意思の表明があった場合には、負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要で合理的な配慮を行うことが求められます。 こうした配慮を行わないことで、障害のある方の権利利益が侵害される場合も、差別にあたります。 ※知的障害等により本人自らの意思を表明することが困難な場合には、その家族等が本人を補佐して意思の表明をすることもできます。
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●障害を理由とする不当な差別的扱い(例) 障害を理由として、サービスの提供や入店を拒否してはいけません。 |
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●合理的配慮(例) 筆談や読み上げなど、ちょっとした配慮で助かる人がいます。 |
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「不当な差別的扱い」と「合理的配慮の不提供」が禁止されます。 ※民間事業における合理的配慮の提供は、努力義務となります。 |
内閣府よりの参考資料はコチラよりダウンロードできます。
━日本の難聴者数は約1,500万人━
その中でも、日本での補聴器の利用率は
わずか14.1%となっているのが現状です。
補聴器があるから大丈夫!
と、思っていませんか?
装用したからといってすべて聴き取れるとは限りません。
ではなぜ補聴器の利用率が低いのか?
@聴こえが完全に戻るわけではない 補聴器に関し、間違った認識があることで違和感が生じる
A補聴器を装用することに対する「恥ずかしさ」 「聴こえ」に不自由さを感じていても、装用を避ける人が少なくない。
B高価なもののラインナップが多い 一般的な価格帯で15万〜20万円で、 高価なものになると60万円ほどもします。 両耳装用の場合では、倍の値段となってしまいます。 |
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